Dragonfly-医学、プログラム、ネットサービスなどなど

家庭教師 三重 家庭教師 名古屋

アルコール依存症治療の専門病院

ノン・プログラミングでシステムを作る

Linux,PHP,PostgreSQL,MySQL,Macromedia Flash
November 12, 2003
[スポンサードリンク]

Kenn's Clairvoyance:サーバにイノベーションのジレンマは起きているか(5)で、
筆者の江島さんが所属する
インフォテリアの製品が紹介されていた。

ASTERIA
ASTERIAという製品の性質は、ひとことで言えば「ノン・プログラミングでシステムを作る」というものである。言い換えれば、より抽象度の高い新しい言語とその開発環境・実行環境を体系化し、提供しているとも言える。

社内のエンジニアからはこんな製品売れるはずがない
と、大反発を受けたという。
この手の製品をさわってみてまともに動いたことがない、
という経験からの反発が大部分、
彼らエンジニアの職域を侵す
ということからの反発が少し、
入り混じっていたかな。

しかし製品のターゲットは、全エンジニア人口の1%に過ぎないスーパープログラマーではないのだ。わがままなユーザと柔軟性のない隷属的なプログラマーの間で板ばさみになっているフィールドエンジニアたち。全エンジニア人口の大多数を占めながら、いつも道具を持たず丸腰で、過去に貯蓄してきた技術知識とコミュニケーション力だけで勝負をしている彼等こそがターゲットだ。多くがかつてプログラマーだった彼等自身が、このツールを武器に再び実装まで踏み込むことで、ユーザの声をダイレクトにシステムに反映しスピードアップと品質保証を両立させる。ここには設計と開発のプロセスに区別はない。そんな新しい価値観と新しいワークスタイルを、フィールドエンジニアに提案するところがターゲットなのだ。
こういうツールがほんとに利用価値の高いものであった場合に、 どれだけのフィールドエンジニアが生き残れるだろうか。 社内にシステム運用部門をもつような会社なら その部門内にある程度自分でつくれるような人が 出てきてもおかしくない。 中途半端な業務知識とIT知識を持つだけでは 地頭で勝る人間がユーザー側にいた場合には 太刀打ちできないだろう。 そうでなくとも以前Dragonfly's blog: 価値の源泉は労働にある、ITベンダーはそう答えた
そもそも、既にソフトウェア開発というのは、 インターネットの普及によりブラックボックスではなくなってきている。 自助自立の精神を持ってすれば(ググれってことですな。MLなんかもあるし)、 自己(自社)の責任下において利用するソフトウェアを作ることも十分出来うる。 一般向けIT雑誌では「RAID組んでみよう」みたいな特集が普通に組まれてるし、 専門職域に含まれる作業はどんどん減っていく。
と書いたようにシステム開発への障壁はガンガン下がっているわけですから。 といっても外部のインテグレーターが 責任の分散機能を果たしていることもあり 簡単にはいかない問題だけれども。

僕としてはコードを書くためにシステムを作るんではなくて
何らかの業務プロセスを改善する為に
システムを作る過程でコードを書くのだから、
この手のツールが一般的になってほしいとは思いますが。

追記:
publishした後に気づきましたが、
PerlやPHPなんかでは有用なモジュールが
ガンガン公開されていっているわけで、
ちょっとした構文の知識さえあれば誰でも
ある程度のものが作れてしまいます。

こういった状況とASTERIAのような製品とどう違うんでしょうか?
クリックしていくだけでシステムが作れるとはありますが、
結局、成果物とプロセスの間に乖離があるわけですし。

結局、ユーザーが求めているのは
運用面も含めて問題のないシステムで、
そのために実際に則したセキュリティなどの知識が必要になり
需要の高いネットワークの要素を含んだシステムが
ユーザーの手によって内製されるのはまだ先かなぁ、
という気がしてきました。
運用という要素がDTPなんかのように
内製化が一気に進まない一因なんだろうな、と。
それとも運用面までツールが面倒見てくれるんでしょうか?

ですからフィールドエンジニアの生き残る道も十分あるということになりますな。

Posted by Dragonfly at November 12, 2003 05:08 PM
この記事の関連商品
| トラックバック
外部の関連記事
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?