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差異こそが価値を生む
Marketing,Small Business Management
July 10, 2003
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CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド 世界規模の人材競争に日本の若者が生き残るにはより
「数少なくなる質の高い仕事を得るべく(起業家の場合は作るべく)競争し続け、できるだけ早くFinancial Independenceを得るべく稼ぎ、投資運用によってそのカネを増やして、一生を生き抜く(サバイブする)準備をする」
これが、IT産業に身を置く若い人間の大きな方向性だと。これには賛成。Financial Independenceを得るスピードと、自分の競争力がなくなっていくスピードとの競争ということになる。この競争で負けない為には自分をスピードのある場所に置かなければならない。具体的には楽天のようなベンチャーで自分の名前を出せる仕事を積んで行くという事。重厚長大な日本の伝統的企業に身を置いたのではFinancial Independenceはまず得られないし、完全にその企業に依存した人生を送ることになってしまう。そういう意味で未だに重厚長大な企業に列をなす学生は想像力が欠如していると思う。
差異こそが価値
というわけで、僕は自分で起業する道を選択した。素直に大学を卒業すれば「世間的にそれなり」の企業に就職することもできただろうが、そういう考えは全くなかった。なぜなら、「差異こそが価値を生む」という指針をもって生きていこうと思ったからで、そこからいくとほぼ100%が進む就職という道は選ぶはずもない。で、差異には
- タイミング
- 場所
- ベクトル(方向性)
の3つがあると僕は考えた。この3つの中でとりあえず取っ付きやすそうだったのがタイミングにおける差異だったので、大学在学中にフライングで起業したというわけ。このタイミングの速さで得をしたことはいくつかあったが、時が経つにつれそのおつりもなくなってくる。というわけで今度は人と違った場所とベクトル(方向性)を模索中。15年くらいで梅田さんの言うFinancial Independenceを得るのが目標だ。
人材ビッグバンが来る
自分の話はこのくらいにして、梅田さんの文章に戻る。
シリコンバレーという場所は、アメリカの中でも、変化が最もラディカルに表出する場所なので、ここに住んでいると、よくも悪くも、未来の仮説が増幅した形で、僕らの前に姿を現す。ここに住むほぼすべての人たちが理解しているのが、自分たちの子供の時代になったら、人をめぐる競争環境がますます激化するという事実だ。膨大な人口を抱える中国やインドで、どれだけ多くの子供たちが幼いときから徹底的に勉強しているか(させられているか)なんて情報もリアルな形でどんどん入ってくるし、アメリカに住むアジア系の移民たちは、アメリカでのし上がっていくために、徹底的に子供に勉強させている。
あと10年もすれば一定以上の質をもつ今までは考えられないような量の人材が僕たちの前に姿をあらわす。人材ビッグバンだ。ドラッカーが「既に起こっている未来」ということを言ったけれど、中国・インドの人材予備軍がまさにそれ。彼らが人材マーケットに流れ込めば、現在の一般的な(中途半端な)日本の人材の価値は大暴落するのは目に見えている。
このような危機が目前に迫っているのに日本ではゆとり教育などとのたまい、特別な職に就かずに生活をしている層があふれている。日本の教育をになう人々は自分たちを基準にゆとり教育という発想をしたのだと思うが、これからの子供は自分たちとは全く違う環境にさらされるということを肝に銘じ、考えを練り直す必要があることに気づいてほしい。
Posted by Dragonfly at July 10, 2003 02:56 AM
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