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Web Development
July 09, 2003
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CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:Blogは個人が自分の信用を作るための舞台装置に、


余談になるが、最近、面白い経験をした。この連載の読者2人から全く違う感想をもらったのである。1人は日本企業のシリコンバレー駐在者Aさん。

Aさんの感想。「こんなに毎日たくさん書いてしまうと、(僕が仕事を失ってしまう)リスクが大きいんじゃありませんか?」

Aさんが言うようなリスクは存在するが、それは僕がもしスタティックな情報提供を生業にしていたら、という前提がある場合だ。でも、インターネットの登場以来、スタティックな情報の価値なんてほとんどゼロになってしまったから、よほど官僚的でダメな会社を顧客にしていない限り、そんなものでカネが稼げる時代はとうに終わっている。でも、厳密に言えば、そうその通り、リスクは確かにある。

と、あった。

専門的なblogがIT関連のものばかりというのは、blog自体がITの賜物であるということ以外に、IT業界においてスタティックな情報の価値が失われるスピードが速いということもおおいに関係しているんだろう。

僕としては、もっと色んな分野の専門的なblogが出てきてほしいと思っている。でも、よく考えたらそもそも色んな分野(除くIT)の専門的なwebサイト自体がそんなになかったわけで、MTやbloggerがあるからといって、今までWebサイトを持っていなかった専門的な知識を持つ人たちがこぞってblogを始めるわけもない。

僕が読みたいと思うような専門的なblogを提供できる層には


  • 主に文筆(主に紙媒体)を生業としている人たち

  • 企業内あるいはフリーで専門職に就く人たち


の2つがある。

前者はそもそも自分の文章を売って生活しているわけで、blogを始めるメリットはあまりない。メリットある形を模索するならば商業的な文筆のためのアンテナとしてのblogならありうるかもしれない。アンテナ的な使い方はblogがもっとも力を発揮しやすい形態だ。

後者は特に文章を発表する必要がないといえばない。しかし、メリットとしてblogで自分の見識を公開していくことによって、強力なネットワーキングができる可能性がある。下手なことを書くと自分の能力を疑われるのでは?というリスクを感じblogを始めるのをためらう人も多いだろう。そこは「下手なことを書いてしまっても、それが自分のレベルだから仕方がない」と開き直るしかない。自分を大きく見せたっていいことなんてあまりないし、ありのままを他人の目にさらけることによって自分を鍛えていこう、という心構えが大切だろう。自分がどこのだれかを明示せずに専門分野と興味の範囲だけを公開して始めるのもいい。

また、梅田さんのblogに

Aさんが言うようなリスクは存在するが、それは僕がもしスタティックな情報提供を生業にしていたら、という前提がある場合だ。
とあるが、これを回避するには多くのblogがそうであるように、newsに対するコメントという形態をとればいい。blogの面白さはAbacus::blog.'社長がBlogを書け'
例えば,梅田さんのコラムも人気があるのはテーマが「英語」×「IT」だからではない.梅田さんの生の視点をリアルタイムに見られるから面白いのである.
とあるように、専門職につく人の興味の方向や、トピックについての視点を追体験できるところなのだ。

拙文ながら、少しでも多くの人をblogへとmotivateする材料となれば幸いです。

Posted by Dragonfly at July 9, 2003 06:39 AM
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