Dragonfly-医学、プログラム、ネットサービスなどなど
家庭教師 三重 家庭教師 名古屋アルコール依存症治療の専門病院
パラダイムシフト:H.W->S.W->Data
Marketing,Small Business Management
July 09, 2003
[スポンサードリンク]
CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:オープンソースが引き起こすパラダイムシフト
で、Dragonfly's blog: ソフトウェアがコモディティ化するに続くEntryが投稿されている。
- H.W.は既にコモディティ化している
- S.W.もオープンソースLAMP (Linux, Apache, MySQL, PHP/Perl/Python)により、コモディティ化が進む
- では付加価値はソフトではなくどこに行くのか?答えはデータ。
ex.)アマゾンとバーンズアンドノーブルの差はソフトではなく、顧客データの量と質である。
ここで考えたのがPRM(Partner Relationship Management)のこと。IT普及により、問屋・代理店の中抜きが叫ばれて久しいが、小売のデータを握れるのは、密接な関係を築いてきた問屋・代理店。このデータをメーカー、小売双方に還元していくことで競争力を高めていくのが、今後の流れと言われている。
問題はいかに意味のある質・量のデータを集めるか?で、たとえば小さな代理店では有意なだけの量のデータを集められない。そこでいくつかの代理店がシステム上で(あるいは現実でも)合併して、データセンターのようなものを立ち上げる必要がある。このシステムは当然XMLを利用したものとなる。例えば、コンビニなどのPOSシステムでは天気情報が重要だが、これらはすでにRDFで提供されている。
また、メーカーは販社の統合をさらに加速させる。メーカー主導でデータセンターの構築、導入が進むだろう。資本関係のない販社は注意しないと虎の子のデータをメーカーに取られた上に捨てられる可能性もある。さらに問屋とは違うが、例えば商店街などの専門店がそれぞれのデータを連携してマーケティングに活かすということもあるかも。(まぁ、商店主のITリテラシーが壁となるが)
XMLが喧伝されていたころに描かれていたシームレスに全てのシステムが連携できる素地は技術上は整ってきた。しかし、最後に一つだけ外せない条件がある。それは全てのシステムがIPネットワーク上にのってくること(これは時間が解決するのを待つしかない)。
小さなプレイヤー連衝で活躍も
で、各システムはXMLでお互いに通信できるのでソフトウェアの業界では様々なプレイヤーが活躍できる可能性がある。一定期間はXMLでの通信を拒否して、既存顧客の囲い込みに走るベンダーもあるだろうが、それもそのうち解消される。顧客側に必然性のない囲い込みは成立し得ないから。
また、小さなプレイヤーが集まって大きなシステムを提供することも可能となる。->S.W.のコモディティ化にも通じる。こういった世界でsurviveしていくのに必要とされるのはプロデュース能力。部品を提供してくれるベンダーをまとめるためのvisionを明確に提示する能力。
…ここまで書いてきて、なんかこういう話どっかで読んだことあるなぁ、と思ったら、
CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:日本人エンジニア、一万人移住計画での議論そのままだ。以下に引用する。
「研究者・技術者の人は、自分が次の二つのどちらのタイプかを見極めることが大切だと思う。一つは、ある特定領域において超一流ともいうべき技術を磨いていく道。もう一つは、技術の強みを活かしつつ幅広くビジネスの勉強をして、技術とビジネスとの接点においてどんな難問が自分の前に現れても解いてやるぞ、というだけの自信をつける道。もう少し広い言い方をすれば、「自分はこれをやりたい。これしかやりたくない。だからそのことについては世界一を目指していく」というのが「第一の道」で、「世の中にはいろいろとおもしろいことがあるからきっとこれからそういうものに出会うはず。そんな機会を目前にしたときに十分に対応できる実力をつけよう」というのが「第二の道」です。」
「「第一の道」と「第二の道」のいずれを選ぶかは個性の問題だと思います。シリコンバレーには、この「第一の道」を選んで生きている人と、「第二の道」を選んで生きている人がそれぞれたくさん居て、「第一の道」ですごい人が居ると、そのまわりに「第二の道」の人たちがたくさん集まってビジネスにしてくれるのです。ここがおもしろいところです。」
「「第一の道」タイプの人のストーリーはつぶしが効かないという欠点がある。だから逆に専門性を磨いて磨きぬいてとんがったものにして、ストーリーをアイデンティカルで自分にしかできないものにしていく不断の努力が必要になります。それができないと食えなくなる。ただそれができて何かの旗を立てることができれば人は集まってくる。反面、「第二の道」タイプの人には色々なオポチュニティーがあるのが利点ですが、逆に「第二の道」タイプの人たちはたくさん居ますから、「地頭(じあたま)のよさ」を競う競争が、それはそれでとてつもなく厳しくて大変、というのが欠点でしょう。」
「第一の道」「第二の道」なんてちょっと大仰な表現を使ってしまって恐縮だが、だいたいの感じはつかめていただけただろうか。
すごくシンプルな言い方をすれば、技術系大学院に進んで専門を極めてPh.Dを取って、というような指向性を持つ人が「第一の道」タイプで、MBAをとって幅広く勉強して、という指向性を持つ人が「第二の道」タイプの人である。
うーむ、孫悟空な気分。コモディティ化していくソフトウェア業界では「第二の道」タイプがいいということになるかな。以前「ちょっと自分のキャリアを考え直そうかな。」と書いたが、
- 「第二の道」タイプでいくなら、この業界に残るのもいいが
- 「第一の道」タイプでいくなら、やはりキャリアを考え直す必要があるということになる
さて、どうしたものか?
Posted by Dragonfly at July 9, 2003 03:17 AM
この記事の関連商品
| トラックバック
外部の関連記事
コメントする
で、Dragonfly's blog: ソフトウェアがコモディティ化するに続くEntryが投稿されている。
ex.)アマゾンとバーンズアンドノーブルの差はソフトではなく、顧客データの量と質である。
CNET Japan - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:日本人エンジニア、一万人移住計画での議論そのままだ。以下に引用する。
「「第一の道」と「第二の道」のいずれを選ぶかは個性の問題だと思います。シリコンバレーには、この「第一の道」を選んで生きている人と、「第二の道」を選んで生きている人がそれぞれたくさん居て、「第一の道」ですごい人が居ると、そのまわりに「第二の道」の人たちがたくさん集まってビジネスにしてくれるのです。ここがおもしろいところです。」
「「第一の道」タイプの人のストーリーはつぶしが効かないという欠点がある。だから逆に専門性を磨いて磨きぬいてとんがったものにして、ストーリーをアイデンティカルで自分にしかできないものにしていく不断の努力が必要になります。それができないと食えなくなる。ただそれができて何かの旗を立てることができれば人は集まってくる。反面、「第二の道」タイプの人には色々なオポチュニティーがあるのが利点ですが、逆に「第二の道」タイプの人たちはたくさん居ますから、「地頭(じあたま)のよさ」を競う競争が、それはそれでとてつもなく厳しくて大変、というのが欠点でしょう。」
「第一の道」「第二の道」なんてちょっと大仰な表現を使ってしまって恐縮だが、だいたいの感じはつかめていただけただろうか。
すごくシンプルな言い方をすれば、技術系大学院に進んで専門を極めてPh.Dを取って、というような指向性を持つ人が「第一の道」タイプで、MBAをとって幅広く勉強して、という指向性を持つ人が「第二の道」タイプの人である。